令和4年3月11日: 東日本大震災トリアージ訴訟を掲載
相手取るべき相手を間違えているのではないか?
2018年10月30日
先週の傍聴です。東京地裁民事第14部,医療訴訟で事件番号は平成30年(ワ)第27653,期日は第一回弁論。
被告はB病院とC医師。
しかしB病院は,事件が起きたA病院から事業は引き継いだが別法人,職員も一旦退職して新組織としてやっている。A病院の債権債務は精算して国に返してしまって実態がない。そしてB病院はAと関係がない。
裁判長)被告とすべき相手を間違えているのではないか・・・でもC医師についてはその問題はないか。
被告代理人) 一応Cさんが入っているので,中身については入って頂いて,○○を継続しなければならないと思いまして。当事者適格は争わないが,誠実に争います。
原告代理人) 万一過失が認められて賠償金が認められた場合・・・ (峰村注:万一とか言うなよ,それほとんど勝てないって暗示じゃんかよ)
被告代理人) 渉外の交渉の時に権利義務の客体が違うというお話はお伝えしたつもりだったが・・・
感想: 原告代理人の訴訟進行スキルはどうなんでしょう,まあC医師も対象にしているからいいのかも知れませんが,僕ハラハラします!