令和4年3月11日: 東日本大震災トリアージ訴訟を掲載
2015年12月の記事
主張が成り立ってないと裁判長から指摘されて
2015年12月18日
本日東京地裁で傍聴した医療訴訟です。事件番号は平成27年(ワ)第30340号
以下、要旨のまとめです。乱雑なメモ書きからのものであり、特に言葉尻などは違うものが多いと思います。
[発言者失念]: 訴状では、過失の特定がされてない。検査義務の根拠、いつまでにどういう検査をということが書かれていない。
被告代理人(被): 認否は原告がその点を補充してもらってからしたい。
原告代理人(原): 訴訟前にもやり取りしてますし、認否は今にでもできると思います。
被: できないというわけではなくて、主張が成り立っていないので、今認否して、補充されてまた認否するのは効率が悪いということで。
原: いや成り立っていると思います。
裁判長: いや成り立っていないと思いますので、補充してもらってからという話になってるので…
医師の過失を追求することを代理する原告代理人が、こんなことでいいのかな、と思いました。一体どんな主張をしているのか、記録を見てみたいと思います。