北陵クリニック筋弛緩剤点滴事件・MELASに対する疑問

以下は、医師限定掲示板において、転載させて頂く前提で、この分野に造詣が深いと思われる方に頂いたコメントです。

『ちなみに、長崎大教授が主張するミトコンドリア脳症を疑うとされた例についても、その可能性は否定しきれないものの、非常に不自然な経過で、脳症だけでは説明がつきません。』 

と、自分で書き込んだのですが、「非常に不自然」という表現は少々行き過ぎかもしれません。 

他の4例に比べると、筋弛緩剤の影響のみでは説明がつきにくいですし、MELASの可能性も否定できません。 
もしも、脳症の症例と並べて提示されていたら、全くわからなかったと思います。 

ただ、筋弛緩剤の影響も同じように否定できないと思います。 

不自然に感じるのは、判決文によると 

意識障害?→けいれん?→呼吸停止(けいれん消失?)→心停止→心拍再開→(一時自発呼吸再開)→けいれん(不随意運動) 

と経過しているのですが、最初の呼吸停止の頃から、救急搬送され、再度けいれん(不随意運動)がみられるようになるまで、この間1時間半ほどですが、けいれん・体動が止まっていると疑われる点です。 
この間、呼吸停止・心停止が生じるなど、病態は悪化していますが、なぜか、けいれんや体の動きは止まっているようです。 

池田先生は1次資料をご覧になっているのですから、この時間帯にも明らかな体動があったという記録があることを示せばいいのです。 
そうすれば、本例においては筋弛緩剤の投与はなかった、と言えたかもしれません。 

しかし、実際には体動はなかったんでしょうね。 
だから書けなかった。


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