0番線・0番のりばのでき方

(注: この項は自由研究です)


 その昔、鉄道が通じてそれが単線であれば、駅舎にくっついてホームができます。線路が1線でホームが1つであれば、通常はホームに番号はつきません。

 駅が大きくなりました。

 その後線路が複線になれば、ホームが増えて番号を付けることになります。通常日本では駅長室に近い側から番号を付けるならわしになっています。駅舎にくっついたホームは1番線、 跨線橋などで連絡された駅舎から離れたホームは2番線、さらに増えれば3番線・・・になるわけです。

 そのようにしてホームが増えた駅に、その駅を始発とする新路線を建設するなどで、1番線ホームの反対側に線路を増設することがあります。そうすると1番よりも手前の番号、つまり「0番」の呼称を与えることになるというのが、多くの0番線・0番のりばの由来のようです。

0番線・0番のりばのその他のでき方

 白浜駅(JR西日本)は、もともとは改札正面に2番のりばがあり、そのホームを左に進むと1番のりばが現れるという造りでしたが、改札正面が1番のりばでないのは紛らわしいという理由で、改札正面が1番のりばに、脇の方ののりばが0番のりばになるように変更されたようです。ただし社内的な扱いは、0番のりばの線路が「1番線」、1番のりばの線路が「2番線」のままのようです(駅員からの聞き取りによる)。なお、JR四国の琴平駅が同様の構造をとっており、そのうち0番のりばができないかと期待しています。

 京都駅(JR西日本)は、もともとは改札正面が1番のりばで、次にのりばのない線路がひとつあり、その次が2番のりばでしたが、その1番のりばの線路が社内的には「0番線」だったようで、のりばのない線路が「1番線」だったようです。その不整合を是正するために、改札正面の「0番線」のある1番のりばを、0番のりばに変更したようです。しかしこれは同じ会社の駅である白浜駅の変更理由と辻褄が合わないように思います。

 日暮里駅(京成電鉄)は、もともと1番線を成田方面、2番線を上野行きに当てていましたが、駅改良工事に伴い、成田方面スカイライナー専用のりばを増設しました。しかし3番線以降をJR東日本が使用しており、のりばを増やした分を0番を使用して解決する方策を取ったようです。

 デンマーク国内の0番線の多くも、日本の0番線・0番のりばと同様のでき方をしたものが多いようですが、ヒレロズ駅(Lokalbanen)の0番線の由来だけは全く不明です。



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