新夕張駅0番線

 (しんゆうばりえき)
 Shin-Yubari station, Hokkaido

所在地 北海道夕張市
使用会社 JR北海道
使用路線 不使用
ホーム形態 駅舎隣接 ×
単式/島式 島式
頭端式
切欠き式
1日発車本数 0本(不使用)
主な呼称 ゼロ番ホーム
構内図(未掲載) | wikipedia | 凡例

かつては函館,札幌,小樽,網走,名寄など,0番線の宝庫のようだった北海道。平成20年現在,残っている唯一の0番ホームがこの新夕張駅にある。ただしこのホームも今は使用されておらず,また今後の必要性も乏しく,消滅は時間の問題かもしれない。


駅舎遠景

駅名近影

駅舎入り口への,花のアーケード。8月だというのにちょっと寂しい。

駅舎の扉には,「蛾(ガ)が大量発生しています。夜間はドアを締めてください」と書いてある。

改札口。

改札口を抜けると,のりば表示が。

その0番ホームの階段にかかる行き先案内には,「3番ホーム,4番ホーム 夕張行き,追分行き,千歳行き」と記されていて,0番ホームには言及がない。

階段を上っていくと,上りきった所まで多いがついていてそのまま待合室になっているので機能的。

列車の発着がないのだから,誰の役にも立っていない0番ホーム表示。

さて,3番ホームと4番ホームはありましたが,0番ホームは…よく見ると…

3番ホームの向こうにありました。ホームが狭くなっています。

ホームが狭いため,ホーム表示板だけを見ても,どちら側が0番ホームなのだかわかりません。

 

左側が0番ホームです。


その0番ホームの向こうの,4番ホームにつながる線路を,夕張行きの1両編成の汽車が発車していきました。

その0番ホームから,後ろを振り返ると,そこには雄大な北海道の風景が。

もう一枚逆向きの風景。左のホームが1・2番ホーム。そのさらに左の臙脂色の屋根が駅舎。駅舎はホームよりも低い位置に建っている。

駅名表示板とホーム番号表示板を無理やり一枚に収めた写真。

車止め。0番ホームの車止めが3番ホームと4番ホームの間にあるのは異様。

線路は使用されないので錆びています。

1・2番ホームから望む0番ホーム。

駅舎を出るとだだっ広い車寄せスペースが。

駅前風景。農協が建っている。

ここから帯広に抜けていく石勝線が開通するまでは「紅葉山駅」だった。その駅名表示板が駅前の案内図の脇に残されている。

そして駅前の広場の一角に,「慰霊の碑」が建っている。

裏側には,「石勝線千歳空港新得間建設殉職者」として,32名の氏名が記されている。多くの方々の犠牲の上に,札幌-帯広間の鉄道交通が確保されたことを知る。合掌。

昭和五十六年十月建立
日本国有鉄道札幌工事局
日本鉄道建設公団札幌支社
石勝線建設工事殉職者慰霊碑建立委員会



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