こうして過剰栄養になる (2000年頃の思い出話)

2005年7月2日

大学病院で実習中のこと。昼休みに病院食堂に入った。そこには患者さん向けの治療食メニューがあった。痩身なわりに血中脂肪が高い私は「低カロリー食」を試してみることにした。

食事を持ってきたおばちゃん曰く、「足りないだろうから、おかわりあげるよ!」と。

 

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どこに行っても同じ味

2004年10月5日

近所に「クイックレストラン Sガスト」という、すかいらーく系の早食いレストランがある。

DISガストの間違いじゃないかと思ったよ。

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なつかしのメロディー

2004年9月7日

昨日の手術室でのこと

半年前に他の場所で左眼の白内障手術を受けた方の、反対眼の手術を執刀した。BGMは東京ブギウギ、東京ラプソディー、思い出の渚、空に太陽がある限り、などなど。

12分の手術後、その方は「半年前に受けた左眼の手術はたいそう痛かった」、と前置きしながら、「いつ痛くなるかと思って覚悟しながら受けていたのにいつまでたっても痛くもなんともなくて、音楽も懐かしいいい音楽でとてもよくて、まるで喫茶店にでも来たかのようで、とても気持ちよかったです。」と。

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中央線飛び込みと100円 (1985年ごろの思い出話)

2004年8月10日

かつて新宿から西に向かう各駅停車の夜行列車が存在していた。ある日友人たちとの小旅行でその列車に乗り込んだ。八王子を過ぎたあたりであったろうか、電車はガクンと停車し、モーター音が切れた。しばらくして「人身事故が発生したため…」と車内アナウンス。さらにしばらくすると、車掌が車内を歩いてきた。「はねられた人を覆うために新聞紙などが必要なのですが、余っている方はいらっしゃいませんか?」と。古新聞を差し出すと車掌は礼を言って先頭車両のほうに向かって行った。しばらくして運転再開し、車掌が私のところに来て100円くれた。

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都立国立高等学校・夏の高校野球

2004年7月31日

7月26日準決勝、穎明館10-1都立国立(7回コールド)

仕事でテレビもネット速報も見れず、仕事が終わってチェックしてみたら大敗していた。茫然自失。しかしダイジェスト番組での選手たちの笑顔を見て、残念さを満足感が上回った。

強豪を3連覇してのベスト4は凄かった。自分が観に行った日大鶴が丘戦の9回、2死からの同点タイムリー、逆転、駄目押し追加点の猛攻は、恍惚の人になってしまうほどの快感の連続攻撃だった(尤もこれは相手からすればこの上ないほどの残虐さの連続でもあったわけだが)。

これからも、自分が死ぬ前か、あるいは野球自体が廃れてしまう前に、1回でいいから甲子園に国高が立つ日を見せてくれと祈りながら、毎年夏の高校野球に注目することになるのだ。

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