2007年1月の記事

斜めから見た現代産婦人科事情

2007年1月17日

一世を風靡した「吉野家コピペ」に乗っけた、現代産科風景を作ってみた。
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昨日、近所の産科病院行ったんです。産科病院。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか張り紙が出てて、助産師が内診します、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、助産師の内診如きで普段来てない産科病院に来てんじゃねーよ、ボケが。
助産師だよ、助産師。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で産科病院か。おめでてーな。
よーしパパ分娩立ち会っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、自宅に助産師派遣してやるからその席空けろと。
産科病院ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
産科医と内診台に乗っている奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。旦那子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、水中分娩で、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、水中分娩なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、水中分娩、だ。
お前は本当に水中分娩をしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、水中分娩って言いたいだけちゃうんかと。
産科病院通の俺から言わせてもらえば今、産科病院通の間での最新流行はやっぱり、
全身麻酔下帝王切開、これだね。
自己血貯血して全身麻酔下帝王切開。これが通の頼み方。
全身麻酔下帝王切開ってのは出産トラブルが少なめ。そん代わり腹に傷が残る。これ。
で、それに自己血貯血。これ最強。
しかしこれを頼むと次から産科医にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、助産所でも行ってラマーズ法でもやってなさいってこった。
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筆者がこういう考え方をしているというものではなく、あくまでも吉野家コピペの原作者ならこう考えたのではないかと思ったところを表現したものである。

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