白内障手術は速ければ良いの?

白内障手術にかかる時間は、白内障の程度と、手術をする医者・施設によってまちまちです。手術は速ければよいというものではありません。手術が速くできる理由を並べて考えて見ましょう。

良い理由 医者の腕が良い
(腕が良いことは必須です)

手術の道具が工夫されている
(速くても安全な道具が続々登場しています)

どちらともいえない理由 速く出来る手術の方式を選択
(速いけど、その分多少危険性が上昇するものもあるようです)

白内障が軽いうちに手術を勧めてしまう
(軽い白内障ほど手術には時間がかかりません。しかし基本的には「見えにくくて困ってきた」ときが手術のしごろであって、それ以前に手術を勧めるのはそれなりの理由があるべきです)

悪い理由

作業が手早くて荒い
確認作業の省略

細かい仕上げ作業の省略
(以上3つをまとめると、要するに雑な手術になります)

これは、車の運転にたとえればわかりやすいかと思います。車で一番速く走るには、

腕の良いドライバーが、

F1グランプリに出てくるようなスピード優先のマシンで、

最短のコース取りでコースを回り、

あえて危険を犯しても他人より前に出る勇気を持って走る

ものです。

手術時間に関しては、良い理由で速いのなら良いですが、F1ドライバーのような走りで速いのでは、かえって手術自体に危険性が出る可能性があります。

手術時間が速いという医者に出会ったとき、その医者が、「ベンツに乗って高速道路を安全運転して速い」のか、あるいは「フェラーリに乗ってレースをするから速い」のかが気になるところです。

最速を誇るには、やっぱり「フェラーリでレース」しかない思います。

平成23年3月13日更新

次は、白内障手術は日帰りで受けて良いの?


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