麻酔方法

ほとんどの場合は、目薬だけの点眼麻酔か、しろめに注射するテノン嚢下(のうか)麻酔です。その他も含めて以下のようになります。

方法 あらまし 長所 短所
点眼麻酔 目薬の痛み止めなので、いわゆる「麻酔」のイメージはありません。ほとんどの場合これで痛みは感じなくなります。ちなみに眼圧を測るときに使用するしみる目薬も同類です。 目薬なのでとても簡単

眼に傷を直接つけない

他の方法より少し効果が弱い場合がある。
テノン嚢下(のうか)麻酔 しろめに注射する痛み止めです。注射と言っても目玉に刺し通すわけではなく、しろめの表面の薄皮の下に、先の丸い針で注入します。麻酔自体が痛くないように、前もって点眼麻酔をします。 かなり確実に痛み止めできる 点眼よりも手間がかかる

しろめに傷をつけるので,出血してしろめが赤くなる

前房内麻酔 黒目のへりを切った後に、目玉の中に痛み止めを注ぐ方法です。黒目のへりを切るときには、通常は点眼麻酔をしておきます。 かなり確実に痛み止めできる

眼に傷をつけない

手術後の炎症が、すこし長く続く可能性がある。
球後麻酔 下まぶたの下の眼のくぼみから曲がった針を刺して、目玉よりも後ろの方に痛み止めを注射する方法です。注射自体が結構痛いのですが、手術が長引きそうなときや、手術中に目玉がぎょろぎょろ動きそうな人には良い方法です。 さらに確実に痛み止めできる

よく効けば手術中に目玉が動かなくなり、手術の安全性が高まる

麻酔自体が痛い

まれに目玉の後ろで出血が起こり、手術がやりにくくなったり、延期せざるを得なくなる。

全身麻酔 「目玉の手術なんて怖いので、全身麻酔でやってください」という方がいらっしゃいますが、全身麻酔はその他の麻酔(局所麻酔)に比べたらずっと大変なので、普通はやりません。じっとしていられない子供や知的障害、認知症のある方の手術など、どうしても必要な場合以外は使われません。 体や眼が動かないので、手術自体の安全性は非常に高まる 全身に負担がかかり、他の麻酔よりも危険がある

いずれにしても、手術の痛みはまず心配ありません。多くの方が、「顔に張った布を、手術が終わってはがすときが一番痛かった」と言います。

次は、黒目のへりに切れ込みを入れます


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