メルボルンにすむオーストラリア人(非医療者)から聞いた話。

2010年10月1日

私の入っているサイバーグループの知人の日記の話を,了解を得て紹介します。

腰痛と膝関節痛が生じ、ひどくなるのでまずかかりつけの家庭医(数人の医師がいるクリニック?)を予約。人気があるフィリピン系や中国系の女医さんは予約がとれず。人気がない医師の診察をうけることに。痛いと訴えるも最初は「経過観察」。
それでも治らないので再度家庭医を予約。やはり人気の女医さんは予約できず。人気がない医師に治らないからと食い下がって検査をお願いしたところ、しぶしぶレントゲンの予約をとってくれた。別の日にレントゲンをとりにいったところ、骨密度が低いことが判明。
再度採血の予約をとりビタミンD、カルシウムなどをチェック。その結果を聞くために再度家庭医を予約。ビタミンDがやや低いことが判明。
人気がある女医さんはまたもずっと先にしか予約がとれず、またまた人気がない医師を受診。それでも(予約なのに)1時間待たされた上に「若いのにね~。まずビタミン剤を内服したら?」といわれる。今ひとつ骨粗しょう症について詳しくないので不安を感じる。
きちんとした治療が受けたくて、内分泌専門医への紹介をお願いし、紹介状を書いてもらう。数週間先に予約がとれた。久々にドクターの名前が英国系でちょっと期待。(家庭医の多くがインド、中国、フィリピン人だとのこと)
専門医は20分の診察時間中、書類に目を通しただけ。(紹介状の検査結果を見ただけの様子)
医師へのドクターフィー180ドルを支払い、結局「ビタミン剤を飲んで経過観察しましょう」だったとのこと。
「ハローの一言で1ドル、握手で1ドルが飛んでったよ~!」と笑いながら語ってましたが、、通院するたびに仕事を休んでるんですよね。。
でもこれが普通と思ってるんです。ドクターフィーも専門医なら払うのが当然。早く医師に診てもらいたければ、ドクターフィーが高くても当然と思ってます。
日本の医療、これに比べたら患者さんに優しいな~と改めて思いました。「夜中に専門医に見て欲しい!」なんて言えるの、日本くらいですよね。。。

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