2006年3月の記事

日本の優勝を喜んだであろう或るアメリカ人について

2006年3月22日

日本の優勝を喜んだであろう或るアメリカ人について

2000年10月の雑記で或るアメリカ人の話を書いた。

シアトルのユースホステルでのお話。
15年ほど日本に住んでいたという40歳近いアメリカの女性が泊まっていた。日本語ができるのでいろいろ話したが,いつしか野球の話になった。
「私は巨人が大好きだった。巨人の野球を観に行って大声で応援したものだった。アメリカに戻ってきてからも野球は観るけれど,巨人を応援するように熱狂的には観れない。」
巨人のことを口にするだけで,遠い目になっているようだった。
「誰がやってた頃ですか?」
「最後の頃は監督が川上さんで,長嶋,王,藤田…」
「長嶋とか藤田はその後巨人の監督をやったんですよ。長嶋はいいときと悪いときがあったけど,藤田は優秀だった」
と,かつてのヒーローがその後も活躍していることを伝えると,言葉無く目が潤み出した。彼女にとっての強固なマイチームが,彼女が離れていた時間を超えて,連続性を見せながら彼女の琴線に迫ったのだろう。

彼女が今年の日本シリーズを観ることができていたならば,彼女はどんな気持ちで観ていただろうか…

今回のWBCで王貞治さんは、50歳を超えた彼女の前に、現役野球人として20年以上振りに再登場したことになる。そして、彼女は王ジャパンの準決勝の快勝を、そして優勝を、 普通のアメリカ人とは違って特別な喜び と共にたたえていることだろう。

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現実の対応

2006年3月11日

逮捕された産婦人科の医者が起訴されました。

将来的には、今回のような愚挙が起こらないように議論を重ねて法律を整備すべきでしょう。

しかし今の時点では、産婦人科医として分娩を扱うということは、常に逮捕・起訴の恐怖を味わいながら生きていくということです。

自分の人生を棒に振らないためには、事態が改善するまで、勤務医の場合は休職する、開業医の場合は休院する。

そう考えるのが普通だと思います。

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医者、怒る

2006年3月6日

以下の愚挙に対して、既にいくつかの団体から声明が出ていますが、神奈川県産科婦人科医会の発表(表紙はこちら)が、最も簡潔にまとまっていると思います。この問題は、日本の医療の様々な問題点が絡んで噴き出たものと考えられますが、私も気力があれば引き続き書きたいと思います。

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