恋愛世相講話その3: オカモトの憂鬱

今の世の中,コンドームの売上が伸び悩んでいるという。若者のコンドーム入手方法の変遷を見てみよう。

20年前… 「明るい家族計画」の自動販売機。
10年前… この頃からコンビニにコンドームが置かれ始める。包装紙に包まれて棚に並んでいた。
現在は… どこでも手に入る。包装紙によるカモフラージュもない。しかし「感度が落ちる」との理由で若者はコンドームを使わない傾向が出てきた。

さしずめ「気持いいからヤル」→「コンドームは気持ち良さに水を差す」というところだろう。なんと単純明快。そしてその思考回路をつかさどる大脳自体も単純明快である。

#2年前に某高校(共学・レベルは低くない)に通う予備校の教え子から聞いた実話。「これはあまり言っちゃマズイかもしれないけど,うちの高校,文化祭の日に先生からコンドーム配られますよ」

恋愛世相講話その2: 故沖田浩之に学ぶ

故沖田浩之の最大のヒット曲は,言わずと知れた「E気持」である。その歌の中で沖田浩之は「Aまで行った」「Bまで済んだ」と歌っていたものである。しかるにこの「A」とか「B」とかいった言葉は死語に近いのではないだろうか。

なぜ,このようになったのか,高校生の恋愛行動に照らしてみると

20年前… 何もしないのが当然。ウブな時代。
10年前… どこまでするかが大問題。それこそ「A・B・C」の世界。
現在は… 何でもするのが当然。「A・B・C」などという区別が無粋に。

つい先日日本性教育協会の最新調査で,高校生での経験率が,男27%,女24%と発表された。同協会の以前の調査データと照らし合わせると,高校3年生では30%以上と思われる。あなたはこれを「急激に増えた」と見るか,あるいは「この性情報氾濫の時代にしては少ない」と見るか?